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​四

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熊の咆哮、大蛇の涙

兎の面から面を奪い、「色欲」の罪を重ねた熊の面は苦しんでいた。

面を重ねると能力と武器が何乗にもなるが、それ故別の面や己自身を喰ってしまうからだ。

蛇の面はすでに3つの面が他の人の子によって奪われたことを知り、

自身の対戦相手が奪い合いの勝者であることを予測していた。

相性を気にする蛇の面にレヴィアタンは疑問を抱くが、そこに熊の面の姿を見つける。

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