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​一

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傲慢な天使は地で怒る

別々の見知らぬ場所で目覚めた7名の人の子。

彼等には獣を模した半面が付けられており、それぞれ心の底から湧き上がる「自身にはなかったもの」に動揺を隠せずにいた。

彼等に話しかけたのはその面が増幅させる能力を司る、人成らざるもの。

​其れ等は「」と称した上でその面を奪い合うように言い渡す。そうすることで面の能力が全て自身のものになると。

​傲慢の面を付けた「獅の面」は残り6つの面を全て奪う気でいた。そこに現れたのは・・・

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